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ASNとOcean Networks、14200km南米大洋リンク建設

May, 7, 2015, Paris--Alcatel-Lucentの海底ケーブル子会社、Alcatel-Lucent Submarine Networks(ASN)とオーシャンネットワークス(Ocean Networks, Inc)は、ハワイと南米を結ぶ14200kmの海底ケーブルシステムを建設する。
 サウスアメリカ・パシフィックリンク(SAPL)システムは、ハワイのオアフ島とチリのサンチャゴを接続し、パシフィックリムで増え続ける帯域ハングリーなウルトラブロードバンドアクセスサービス需要に応える容量を提供し、地域経済発展におけるデジタル接続性の役割を強化する。
 ハワイのPoPは、多くの太平洋横断海底ケーブルシステムのハブとなっており、これを利用してSAPLはUS西海岸、中南米からアジア太平洋地域、特にオーストラリアとニュージーランドへの低遅延ルートなど、多様なルートを提供する。100Gbps SAPLシステムは、3ファイバペアの各々で10Tb/sの容量を持つ。
 同システムは、ブランチングユニットを介してエクアドルのマンタ、ペルーのリマ、チリのアリカ、ハワイのビッグアイランドへも接続が延びるように設計されている。