December, 25, 2025, 東京--古河電気工業株式会社は、信号光源用高出力DFBレーザダイオードチップの生産能力増強に向け、株式会社ジャパンセミコンダクター(JSC)岩手事業所内に新工場を設立するとともに、タイ工場に一部生産ラインを導入する。投資総額は380億円を予定している。
古河電工グループである古河ファイテルオプティカルデバイス株式会社はJSC岩手事業所内の工場建物を借用して、DFBレーザダイオードチップの製造工場として新設する。東芝グループとして半導体製造実績を持つ同社の協力を得ることで、高効率・安定的な供給体制を構築する。
また、同じく当社グループのFurukawa FITEL(Thailand)Co.,Ltd.(所在地:Rojana Industrial Park, 1/71 Moo 5, Tambol Kanharm, Amphur U-Thai, Phranakom Sri Ayutthaya, Thailand、Managing Director:塚本英俊)において、2025年から建設開始し2026年2月に竣工予定の第二工場内にDFBレーザダイオードチップの検査・組立等のための設備を導入する。
これらの対応により、2028年にDFBレーザダイオードチップの生産能力を2025年度比5倍以上に引き上げる。