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Ethernetスイッチ販売額、新記録を達成

April, 6, 2015, Cambridge--Infonetics Researchの調査によると、2014年の世界Ethernetスイッチ販売は、前年比5%増、217億ドルに達した。
主な調査結果
・4Q14、世界のEthernetスイッチ売上は59億ドル、ウエブマネージおよび完全マネージスイッチが前期比で5%売上を押し上げた。
・2014年は、中国がEthernetスイッチ市場の成長を牽引。中国での売上は、前年比17%増。
・10GbEスイッチの売上は減速しているが、ポート出荷は20104年に27%増となった。成長の原動力は、データセンタのアップグレード、サーバ仮想化、コアネットワーク構築。
・40GbEポート出荷は2014年に約3倍、売上は2倍に拡大。
・100GEポートは2014年に6倍以上に拡大した。固定タイプのスイッチに100GEがつき、ローコストのオプティクスが出てくると、2015年の100GE市場を一段と押し上げるとInfoneticsは見ている。
・「ホワイトボックス」スイッチ、OEMsやODMsが製造しエンドユーザに直接販売するスイッチは、GoogleやAmazonなどの大規模ウエブサービスやコンテンツプロバイダで成功を収めつつある。
・巨人シスコは回復を続けており、4Q14のEthernetスイッチ販売は前期比1%増、前年比でもわずかながら成長を維持している。
・Huaweiの2014年Ethernetスイッチ売上は、前年比72%増となった。これは独自のチャネルを構築し、ブランド認知が増し、ヨーロッパに販売が拡大したためである。
 Infoneticsのディレクティングアナリスト、Matthias Machowinski氏は、「Ethernetスイッチにとって、2014年は、もう1つの堅調な年だった。1つ弱かったところは10GE。10GEの場合、売上の伸びが基本的に失速した。これは大規模データセンタのオペレータが40GEに移行し、主流のエンタプライズにまだ10GEの普及が進んでいないためである。その結果、40GEは当面は重要な成長セグメントであるが、当社の予測ではこれは1年から2年しか続かない。その後、25GEと100GE技術が取って代わる」と分析している。