米国のビジネスファイバ普及率は42.5％

April, 3, 2015, Boston--バーティカルシステムズグループ(VSG)の調査によると、米国における商用ビルディングのビジネスファイバ普及率は2014年に42.5％に達した。
　2004年では普及率はわずか10.9％だった。この統計では、従業員20人以上の企業所有ビルやマルチテナントビルを調査しており、200万以上の企業をカバーしていることになる。
　「米国におけるファイバベースのビジネスサービス利用は、2004-2014年の間に約4倍になり、この期間に数十万の都市がファイバで接続された。その結果、ファイバ普及率ベンチマークは初めて40％を超えた」とVSG主席、Rosemary Cochran氏はコメントしている。同氏によると、サービスオペレータが、サービスインフラをファイバ絡みとして深化、拡大していくのが有線系の将来像となる。
　米国では、ファイバはキャリアEthernetサービス接続の大半を運ぶために使用されている。ファイバの普及によって、高速IP/MPLS VPNサービス、クラウドとインターネット接続が増え、モバイルバックホールアプリケーションでの利用も増える。