Business/Market 詳細

光ファイバ・ケーブル事業の運営体制刷新、新ブランド「Lightera」が始動

April, 2, 2025, 東京--古河電気工業株式会社は、光ファイバ・ケーブル事業の運営体制を刷新し、中間持株会社であるLightera Holding合同会社を設立し、4月1日より新ブランド「Lightera」(ライテラ)のもとでの始動を発表した。

古河電工は、中間持株会社であるLightera Holding合同会社の設立により光ファイバ・ケーブル事業の運営体制を刷新し、4月1日より新ブランド「Lightera」のもとで始動する。Lighteraはライテラジャパン株式会社、Lightera, LLC.(米国)、Lightera LatAm S.A.(ブラジル)の3社からなり、Chairman & CEO(会長兼CEO)に古河電工執行役員常務、FEL社長 兼 OFS会長のFoad Shaikhzadeh、President & COO(社長兼COO)にOFS社長兼CEOのHolly Hulseが就任し、8つの本部機能と4つの地域事業(APAC、北米、中南米、EMEA、特殊ファイバ事業)で構成された組織を運営する。

Lighteraは、これまで注力してきた光ファイバおよび関連製品の高機能化や光接続ソリューション開発をさらに強化し、グローバル視点での市場主導型イノベーションを加速する。各地域で培った技術力とノウハウを活かし、統一された戦略のもとで迅速な意思決定を行う新たな体制を構築する。また、生成AI・データセンタ関連や5G/6Gといった成長著しい市場でのプレゼンスを高めつつ、電力、センシング、医療、航空・防衛などの市場の開拓にも積極的に取り組む。

これらの取り組みを通じて、ビジョン2030の達成を目指し、持続可能な社会の実現に貢献するとともに、情報インフラの拡充やエネルギー効率の向上など、社会課題の解決にも積極的に取り組んでいく。また、付加価値の高い光ファイバソリューションの提供を通じて、顧客に信頼されるパートナーとなり、業界最高水準のサービスモデルを構築しながら、より良い未来の創造に寄与していく。

ブランド名・ロゴ
Lighteraというブランド名には、光の力で新時代を切り拓き、科学や文化の可能性を照らし、革新と進歩をリードするという使命感が込められている。ロゴは光を通じて人々を導き、つながりを生む象徴である灯台をモチーフとしており、これまで古河が築いてきた信頼性をもって光技術による明るい未来を実現する決意を示している。
(詳細は、https://www.furukawa.co.jp)