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Thorlabs、戦略的パートナーPraevium Researchを買収

January, 29, 2025--Thorlabsは、高速チューナブル垂直共振器面発光レーザ(VCSELs)の開発における世界的リーダー、Praevium Researchの買収を発表した。
2001年にDr.Vijay Jayaramanによって設立されたこの2つの組織は、PraeviumがThorlabsの戦略的パートナープログラムのメンバーになった2008年以来、協力してきた。

過去17年間にわたり、PraeviumはThorlabsと提携して、MEMS-VCSEL掃引波長レーザ光源、1060nmおよび1300nmの掃引光源OCTシステム、OCTアプリケーション用の広帯域SLD光源など、いくつかの新技術の開発と商品化を行ってきた。半導体レーザとOCTの分野における両社の研究は、数多くの査読付きジャーナルで発表および引用され、様々な業界イベントで発表されている。

ThorlabsのJenn Cable社長は「Praeviumの高速チューナブルMEMS-VCSELレーザの設計と製造における専門知識と革新は、革新的なレーザをOCT医療機器市場に導入し、独自のOCT製品ラインを可能にする当社の成功に役立っている。両社の専門知識を結集して、製品開発と商品化を加速することを楽しみにしている」とコメントしている。

Praeviumの創設者であるVijay Jayaramanは「Thorlabsはほぼ20年間素晴らしいパートナーであり、世界中の人々の生活の質を向上させる高度なレーザ技術を開発するために同社と協力できることを光栄に思っている。この世界クラスの組織に参加し、MEMS-VCSELやその他の新興フォトニクス技術の影響を、バイオメディカル、センサ、その他の幅広いアプリケーションにわたって倍増できることをうれしく思う」と話している。

Thorlabsの一部門として、Praeviumは現在のリーダーシップを維持し、Christopher Burgnerをゼネラルマネージャ、Vijay Jayaramanをシニアサイエンティストとして、Praevium Researchの名前で事業を継続し、カリフォルニア州サンタバーバラから少し離れた現在の施設で事業を運営し、ジェサップのThorlabsチームと協力して新しい半導体レーザと検出器の開発に注力し続ける。

(詳細は、https://www.thorlabs.com/pressreleases.cfm?ReleaseID=132)