October, 29, 2024, 東京--三菱電機株式会社は、グローバル・ブレイン株式会社と共同で運営するコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンド「MEイノベーションファンド」が出資する第8号案件として、産業用ロボットの設計、開発、保守をサブスクリプション型の販売モデルで提供する米国発のスタートアップ企業、Formic Technologies Inc.(フォーミックテクノロジーズ:Formic)へ出資した。
製造業や物流業においては、労働力不足の解消に向けた自動化への取り組みが急速に進んでおり、ロボットの導入が活発化しているが、ロボット導入にかかる高額な初期費用や専門知識を有する人材の確保・育成が大きな課題となっている。
Formicは、産業用ロボットによるパレタイズや梱包などの工程自動化システムの設計から導入、設置、保守までをワンストップで対応している。さらに独自に開発したソフトウエアを活用することで、中小企業を中心とした顧客の個別のニーズに合わせた最適なソリューションを提供している。また、それらを独自のファイナンススキームと組み合わせたサブスクリプション型サービスとして提供することにより、産業用ロボットの導入やメンテナンスに関する顧客の負担を大幅に軽減し、製造業における労働力不足などの課題解決に向けた自動化の加速に貢献している。
今後、三菱はFormicへの出資を通じて、三菱電機の自動化ソリューションを、顧客が導入しやすい形へと進化させた新たなビジネスモデルの構築に取り組んでいく。
(詳細は、https://www.mitsubishielectric.co.jp/)