米海軍のAMサプライチェーン推進のためにAustal USAとBlueForgeがASTMインターナショナルと提携

October, 11, 2024, Virginia--ASTM Internationalは、Austal USAおよびBlueForge Allianceと戦略的パートナーシップを締結し、米国海軍のアディティブ・マニュファクチャリング(AM)能力を強化する。
このコラボレーションは、新しい部品と生涯にわたるスペア生産をサポートする堅牢で安全な製造システムを確立することにより、将来の潜水艦プラットフォームに対する海軍のサプライチェーンを強化することを目的としている。

この取組は、ASTM Internationalの業界をリードする基準を活用することで、技術認定とサプライヤの活性化に関する裁量実践を推進する。これにより、NAVSEAの粉末床溶融結合(PBF)および指向性エネルギー堆積法(DED)に関する技術出版物に記載されている海軍の厳格な資格要件への準拠を確保しながら、防衛部門全体でAMイノベーションを推進する。

ASTM Internationalのアディティブ・マニュファクチャリング・センター・オブ・エクセレンス(AM CoE)は、Austal USAおよびBlueForge Allianceと緊密に連携し、包括的なサプライヤアクティベーションプロセスの開発を継続する。このプロジェクトでは、海軍の規制の枠組みを通じてサプライヤのオンボーディングに段階的なアプローチを採用し、厳しいAM要件と厳しいスケジュールを満たすための労働力のスキルアップを強調する。

「このパートナーシップは、国際基準と厳格な海軍要件を組み合わせて、堅牢で適格なAMサプライチェーンを構築する強みを示している。Austal USAおよびBlueForge Allianceとのコラボレーションは、エキサイティングな前進であり、イノベーションを加速し、重要な防衛アプリケーションのための積層造形の採用を可能にする」と、ASTM Internationalのグローバル先進製造プログラム担当副社長、Dr. Mohsen Seifiはコメントしている。

ASTM Internationalは最近 、AM部品およびコンポーネントの25を超えるエンドユーザの支持を得て、Additive Manufacturing Certification Committee(AMCC)を立ち上げた。AMCCの使命は、業界全体の主要な利害関係者を集めて、国際基準と業界のベストプラクティスに基づいてAMサプライチェーンを適格化するための監査基準について協力することである。AustalおよびBlueForge Allianceとのこの新しいパートナーシップは、AMCCイニシアチブと連携し、サプライヤの負担を軽減し、AM技術をより効果的に拡張できるようにする。

「ASTM InternationalおよびBlueForge Allianceとの協力は、海軍が最先端のAM技術を採用して重要なサプライチェーンの課題に対処するために不可欠である。適格でコンプライアンスに準拠したサプライチェーンを開発することで、進化する防衛環境において海軍が優位に立つことができる」と、Austal USAのAdvanced Technologies部門の技術ディレクタ、Dr. Scott Kasenはコメントしている。

ASTM InternationalのAM CoEは、このプロジェクトの成功に不可欠な積層造形、規格開発、認証、およびトレーニングに関する強力な専門知識を提供する。ASTM Internationalは、ワークショップ、監査、および継続的な改善プロセスを通じて、サプライヤが海軍のニーズを満たすための完全な資格を確保し、革新的なAM技術で海軍防衛の未来を確保する。
(詳細は、https://newsroom.astm.org/astm-austal-blueforge-alliance)