January, 8, 2015, Santa Clara--LCD テレビメーカーは、OLEDの挑戦に、量子ドット技術、曲がったスクリーンやその他のイノベーションで応じようとしている。
IHSの子会社、デスプレイサーチ(DisplaySearch)によると、LCD TV市場でコンシューマ価値を高めるために、量子ドット技術を採用した4K UHDエンハンストカラーLCD TVが2015年に市場投入され、世界で130万台が出荷されると見られている。量子ドットTVの出荷は、2018年には1870万台に達する見込だ。
「量子ドットは、LCD業界が一段と忠実な画像を作り出すために採用しつつある武器の1つだ。画像は、人の目が見える波長範囲全域に非常に近い。放送業界は、UHDの計画を仕上げつつあるが、単にピクセルを増やすだけでなく、UHDサービスをそれ以上のものにしようとしていることは明らかだ。視聴者の視力にかかわらず、どんなスクリーンサイズでもより豊かな色が表現され、微妙な濃淡が現実感を増す。量子ドットは、OLED技術の挑戦に対するLCD業界の対応の一部であり、これによってまだ革新の余地があることを実証している」とヨーロッパの調査ディレクタ、Paul Gray氏はコメントしている。