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2.5G、25G Ethernetの兆しが見えEthernetスイッチ市場加速

December, 15, 2014, Boston--Infonetics Researchは、「Ethernetスイッチ」レポートを発表した。
 ディレクティングアナリスト、Matthias Machowinski氏は、「Ethernetスイッチ市場の最近の勢いは第3四半期まで続いており、2014年は記録的な売上高に向かって進んでいる」とコメントしている。同氏によると、今後も成長が期待できる。その理由の一斑は、2.5Gと25G Ethernetが登場すること。「これらの新しいEthernet速度は、1GEと10GEに対して上のレベルを提供になり、データセンタやキャンパスネットワークの帯域不足に対処できる。また、売上追加にもなる」と同氏は説明している。

3Q14 Ethernetスイッチ市場要点
・世界規模で、3Q14のEthernetスイッチ売上は前期比4%増、56億ドル。前年同期比の成長は5%、これは公共および金融サービス分野からの需要を反映している。
・Webマネージドおよび完全マネージド固定スイッチは、3Q14に前年同期比で2桁成長、アンマネージドとシャーシスイッチは落ち込んだ。
・3Q14の10GEポート出荷は、前年比26%増、採用サイクルのこの段階では期待レベルに達していない。
・40GEは、新たな高成長市場セグメントとして10GEから継承。3Q14の40GEポート出荷は、前年同期比で倍以上。特にホワイトボックス市場での成長が力強い。
・100GEは、力強い2Qの後、一服感が出ているが、固定スイッチへの搭載と、よりローコストのオプティクスの登場が2015年の成長を後押しする。