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OpenZR+ MSA Group、LightRiverでマルチベンダ相互運用性テスト成功

December, 26, 2023, Maynard/Yokohama--OpenZR+ Multi-Source Agreement (MSA) Groupは、LightRiverで2つの相互運用性テストイベントに成功し、OpenZR+仕様との互換性と、様々な光リンクを介して400Gb/sトラフィック伝送により、2つの異なるルータの異なるベンダの光トランシーバモジュール間の相互運用性を示した結果を発表した。
これらのテストイベントでは、Cisco、Coherent、富士通、Juniper Networks、Lumentumのコヒーレント光トランシーバがCiscoとJuniperのルータ上で動作することが紹介された。両イベントの詳細については、OpenZR+ MSA GroupのWebサイトで入手可能な新しいホワイトペーパ参照。

OpenZR+ MSA Groupの共同議長Tom Williamsは、「このマルチベンダ相互運用性テストの結果は、増大する帯域幅需要を満たすためにネットワークをコスト効率よく拡張するために、ネットワーク事業者が400Gプラガブルを利用する準備ができていることを実証している」とコメントしている。

OpenZR+ MSA Groupの共同議長Atul Srivastavaは、「相互運用性は、ネットワーク事業者が様々なプロバイダの機器やサービスを組み合わせることで、業界のより堅牢なサプライチェーンを可能にするだけでなく、新技術採用を加速させることもできる」と話している。

以下は、2つの相互運用性テストイベントの簡単な概要
・フェーズ 1 (2023 年 8 月): 光トランシーバ QSFP-DD-DCO モジュールが、ループバック モードの OIF CMIS 準拠インターフェイスを介して、ルータ プラットフォームの OpenZR+ マルチソース契約に準拠していることを検証。また、異なるベンダの光トランシーバ QSFP-DD-DCO モジュールが、75 km のファイバを持つシングルスパン リンクを介して相互運用できることを確認。
・フェーズ 2 (2023 年 9 月): マルチスパン光回線システム (OLS) でのマルチベンダの相互運用性とパフォーマンス テスト。
ホワイトペーパーで概説されているように、これら2つのイベントは、次の成功例を示した。

・異なるルータで動作する複数ベンダの400G OpenZR+ 光トランシーバ モジュール
・すべての 400G OpenZR+ 光トランシーバ モジュールは、24 dB 以下の受信側 OSNR で FEC 後のビット エラーなしでトラフィックを転送した
・5 つの異なるベンダの 400G OpenZR+ 光トランシーバ モジュールが相互運用可能
・400G トラフィックは、75 km のファイバを使用した一般的な DCI のユースケースと、430 km のファイバのマルチスパンを使用した一般的なメトロのユースケースで伝送された。

(詳細は、https://www.openzrplus.org/)