Alphawave IP､光DSPチップ開発社 Banias Labsを買収

November, 7, 2022, London/HOD Hasharon--Alphawave IP Group plc (“Alphawave”)は、データセンタ向けにデジタル信号処理(DSP)チップを開発しているイスラエルのBanias Labsを約２億４０００万ドルで買収した。買収は、Alphawaveにとっての中核的高成長市場であるデータセンタ向け光DSPシリコン製品のロードマップを強化する。

Banias Labs買収と同時に、Alphawaveは、非拘束、多年購入枠を主要北米ハイパースケーラと交渉した。同ハイパースケーラは、Alphawaveに光製品とDSPsのポートフォリオの開発と販売を提案している。これには、Banias LabsのコヒレントDSP技術を含まれており、販売は、3億ドルまでが見込まれている。

Alphawaveの社長/CEO、Tony Pialisは、「Banias Labsの光DSP技術は当社にとって強力な戦略的優位性をもたらし、データセンタ向けDSPシリコンソリューションのロードマップを強化する。この買収によって、最先端のプロセス技術における電気および光ソリューションのポートフォリオが強化される。多年購入フレームワークは、コヒレント光ソリューションを含んでおり、Banias Labs買収により当社は、最先端データセンタに向けて、次世代コヒレント光ソリューションを供給することで、獲得可能な最大市場規模を拡大する」とコメントしている。

コヒレントオプティクス
コヒレントオプティクスは、光ソリューションの次の進化であり、800Gおよび1．6T Ethernet速度達成のための業界の取組の基軸である。また、同時にデータセンタ内外で必要とされる伝送距離を維持し、消費電力を大幅に下げる。コヒレント技術は、今日100km以上のLHデータセンタ接続、テレコムで主に使用されている。Banias Labsの光DSP技術は、イントラデータセンタでコヒレント光技術の成長機会をターゲットにすることで、Alphawaveの光製品ロードマップを強化する。短距離が、この技術を採用しているからである。
(詳細は、https://www.awaveip.com/)