September, 17, 2014, Brussel--Imecの投資部門Fidemecと投資ファンドSOFI Iが、ゲント大学(UGent)、VUB(Vrije Universiteit Brussel)、imecの共同スピンオフ、ルシダフォトニクス(Luceda Photonics)に、340kユーロを投資する。Lucedaはこの融資を使って同社のフォトニクスデザインソフトウエアの商用化を始め、新製品に向けたR&Dに投資する。
Luceda Photonicsは、UGent、VUB、imecのスピンオフとして2014年6月に設立された。同社製品のコアは、IPKISSデザインフレームワーク。IPKISSは、フォトニックICデザインフローを完全にカバーしており、回路定義とレイアウトを通したコンポーネント設計とシミュレーションからテープアウト、試験まで全てに及ぶ。IPKISS環境の他の注目点に含まれるのはCAPHE、複雑な光回路向けの回路シミュレーションツール、B-CALM、FDTDシミュレータ加速GPU。
IPKISSフレームワークは、UGentの研究グループとUGentのimec関連ラボが最初に開発し、VUBのB-PHOTチームがB-CALMソフトウエアを開発した。