September, 20, 2022, Ghent--QustomDotとMICLEDI Microdisplaysは、多色ピクセルアレイでフルカラーMicroLED集積を実証する共同開発プログラムを発表した。新技術は、ARアプリケーション向けコンパクトでエネルギー効率の優れたマイクロティスプレイの増え続ける需要に対処する。
QustomDotは、MicroLEDディスプレイ向け色変換開発社、MICLEDIは、IMECのスピンオフ、ARグラス向けMicroLEDディスプレイの世界有数の開発社。
コンソーシアムは、以下の点を統合して、高解像度、高輝度マイクロディスプレイ向け技術を可能にする
・安定したRoHS準拠色変換材料
・高効率色変換に調整された新しいMicroLEDアーキテクチャ
・高スループットQD移転、ミクロンサイズピクセルでパタンニング技術
「色変換用の新しいQD材料は、画期的である。われわれの特許となっているRoHS準拠QDs製法により高品質で安定した材料を供給する。これにより、それらはMicroLEDに効果的となり、この未開拓市場で製品開発を加速する」(Willem Walravens, CTO QustomDot)。
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「多色アレイは、MicroLED製品にとって重要な開発である。MICLEDIの300㎜MicroLEDアプローチの製造精度により、高効率色変換が完全に可能になる。われわれの新しいピクセルアーキテクチャは、高開口(3ミクロンピクセルピッチで>60%開口)に最適化されている。これは、量子ドットによる高輝度達成の重要要件である」(Dr. Soeren Steudel, MICLEDI CTO)。
imec-UGentのR&Dチームリーダー、Geert Van Steenberge教授は、「高解像度パタンニングと移転領域のIMECの広範な技術的背景とノウハウでわれわれは、新しいMicroLED開発を喜んでサポートする。われわれは、最先端のピクセル解像度、均一性、プロセススループットで引き続き前進する」とコメントしている。
新しい開発は、Flanders Innovation and Entrepreneurship (VLAIO)の支援を受けている。
(詳細は、https://www.micledi.com/)