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SubComとSEA-ME-WE6、サービス開始は2025年Q1

March, 22, 2022, Singapore--SubComと 東南アジア・中東・西欧Southeast Asia-Middle EastWestern Europe 6コンソーシアム (SEA-ME-WE 6)は、契約が有効になり、19200km海底ケーブルシステムの供給と導入が開始されると発表した。新規海底ケーブルは、シンガポールからフランスまで、東南アジア、中東、西ヨーロッパの12箇所を接続する。

「この新規ケーブルシステムで、われわれのパートナーは、多地域の容量要求に応え、それを上回ることができる。この新しい、高信頼、耐障害性システムは、世界最先端の伝送技術の一部を採用しており、このルートの全ての人々のサービスアクセスを改善する」とSEA-ME-WE 6管理委員会チェアパーソン、SingTel、コンソーシアムケーブルエンジニアリング、シニアディレクタ、Yue Meng Faiはコメントしている。

多心海底光ケーブルのリーダーであるSubComは、24ファイバペア(FP)までをサポートするSL17-SDMケーブルを利用する。ケーブルと装置の製造は、米国Newington、SubComの製造キャンパスで行われる。

システムは、3セグメントで構成されている。海底セグメント、Tuas(シンガポール)からRas Ghareb(エジプト)、陸上セグメントRas GharebからPort Said(エジプト)、それにもう1つの海底セグメントPort Said(エジプト)からマルセイユ(フランス)。各ネットワークセグメントのファイバペア容量は、セグメントファイバペア数と共に個別に設計されており、全般的なシステム価格を最適化したマルチテラビットエンド・ツー・エンド容量となっている。

SubComの業界最先端18kV電源技術を利用して、SEA-ME-WE 6は、遠端故障の際にはシングルエンド電源で運用を維持するように設計されている。シングルエンド電源機能は、システムの信頼性と全般的な耐障害性、特に距離が延長されたシステムでは極めて重要である。SubComのシステム電源供給専門技術、R&Dへの継続的な投資により、追加のケーブル長を必要とする複雑な導入をサポート可能にしている。

トラックあるいはブランチポートで24FPを信頼性よくサポートするためにSubComは、Enhanced Branching Unit(eBU)を利用する。これは、海岸ベーステレメトリ制御で柔軟な電力と光ファイバルーティングを提供する。eBUラッチングパワー切替えは、ユニットとユーザ保護のために先進的内部管理機能を提供している。これに含まれるのは、修理状態、設定可能制限状態、最適なシステム再活性化のために選択される設定可能パワーダウン状態である。

システムのサービス提供は、2025年第1四半期の予定。