400 Gbps Ethernet出荷倍増､200万ポートを越える

March, 11, 2022--DellOro Groupの調査によると､世界のデータセンタスイッチ販売額は､2四半期連続で2桁成長を記録し､2021年第4四半期と通年で販売は記録的なレベルとなった｡400Gbpsポートは､2021年2倍以上となり､販売は市場の10%を構成する｡

｢われわれの予測に一致してデータセンタスイッチ市場は､マクロ経済環境にもかかわらず､目覚ましい業績を続けている｡マクロ経済的には､引き続き､限られた供給､物流コストの上昇に規定されている｣とDellOro Group､シニアリサーチディレクタ､Sameh Boujelbeneは､語っている｡さらに同氏は､｢異例と言えることは､ロバストな業績は､全ての市場セグメントに渡り､広範囲であることだ｡クラウドサービスプロバイダ (SPs)、テレコ SPs、それに大企業､その全てが2桁成長であり､2021年通年で過去最高の販売に達した｡400Gbps出荷も市場の注目点である｡品質評価は終わっておらず､大手クラウドSPsの中には繰延収益支払いがあるにも関わらずである｣と付け加えている｡

4Q 2021 Ethernetスイッチ-データセンタレポートのハイライト
･400Gbps導入が､ハイパースケールだけでなく拡大し始め､小規模クラウドSPsや大手企業にも及んでいる｡
･供給課題は､様々な程度で引き続き多様な製品およびベンダに影響を与えており､市場ではシェアシフトが見られる｡
･ホワイトボックスベンダ､Arista､およびStar-Net Ruijieが､2021年､収益成長の90%を獲得した｡