August, 8, 2014, Tokyo--ウシオ電機株式会社(ウシオ)は、100%子会社であるウシオオプトセミコンダクター株式会社(ウシオオプトセミコンダクター)が、Oclaro, Inc.(オクラロ)の100%子会社である日本オクラロ株式会社(日本オクラロ)と、8月5日に吸収分割契約を締結し、日本オクラロのLED事業、赤色、紫色、及び赤外レーザダイオード事業の一部を買収することで合意した。この買収の主な対象は、日本オクラロの小諸事業所(従業員数約80名)になる。
ウシオは創業以来、産業用光源のトップメーカーとして、各種ランプおよび固体光源の開発・製造・販売を行なってきた。同社グループ内における固体光源事業の更なる拡大を目的に、日本オクラロの光通信用を除く半導体レーザ並びにLEDの開発・製造・販売にかかわる事業を、ウシオオプトセミコンダクターが承継することになった。
「産業界において、光を使ったプロセスや用途がますます重要になりつつある今、従来のランプのみならず、高品質なLED、LDなど多様な光源をご提供することにより、顧客の多様なニーズにお応えしていく」(ウシオ電機代表取締役社長 菅田史朗氏)。
契約のクロージングは、2014年の第4四半期(10月~12月)内の予定。