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サプライチェーン制約でサービスプロバイダルータ/スイッチ市場低迷

December, 20, 2021, Redwood City--DellOro Groupの調査によると、3Q 2021世界のサービスプロバイダルータ/スイッチ市場は横ばいだった。
 今期の市場成長は抑圧された。概ね、世界的なサプライチェーンの制約によるもので、これが、顧客に製品を供給するベンダの能力に影響した。

DellOro Group、VP、Shin Umedaは、「世界的なサプライチェーン問題にも関わらず、バックボーンや5Gトランスポートネットワークのアップグレードの潜在需要は強力である。サービスプロバイダは、新しいネットワークアーキテクチャに移行しつつあり、00Gbpsが可能なシステムや増強されたエッジルータ需要は、その変革を達成するために必要なネットワーキング能力を提供するものである」と分析している。

調査レポートの要点
・2021年最初の3四半期、Ciscoが最上位のベンダであり、それに続くのがHuawei、Nokia、Juniper、ZTE。
・サービスプロバイダルータ/スイッチ市場は、サプライチェーン制約の悪影響により、2021年の成長率はわずかに下がる見込である。
・北米地域は、2021年、最初の3四半期の収益が二桁成長したことで、他の地域を上回った。