August, 1, 2014, Beijing--リサーチインチャイナ(ResearchInChina)によると、2013年、世界の通信用オプトエレクトロニックデバイス産業の販売額は、前年比7.5%増、72億ドルに達した。
世界の通信用オプトエレクトロニックデバイスメーカーは、米国、日本、台湾、中国など、わずか一握りの国、地域に集中している。2013年、世界の上位5メーカーが約48.2%の市場シェアを獲得。さらに、優勢な企業は競争力を強化するためにM&Aを通じて絶えず業界のつながりを改善している。2013年6月28日、例えば、アバゴはInP光チップとコンポーネント技術サプライヤ、サイオプティクス(CyOptics)を3億7700万ドルで買収した。さらにその後、2013年12月17日には、ストレージ・オン・チップの大手、LSIを66億ドルで買収した。
労賃と膨大な潜在需要という優位性を持つ中国は、アバゴ、フィニサ、その他の海外大手にとって、オプトエレクトロニクスデバイスの世界的な生産基地となっている。2013年、フィニサは、中国市場からの売り上げ2億2920万ドルを記録し、これは前年比34%増。一方、アバゴも中国での売上の伸びを19%増と報告している。
中国のオプトエレクトロニクスデバイスの生産は2008-2013年にCAGR 40.3%で成長した。2013年、生産の伸びは減速したが、まだ高成長を維持しており前年比31.5%の成長。2014年は50.9%成長が見込まれている。地域的には、オプトエレクトロニクスデバイス生産基地は、主に広東省と江蘇省にあり、2014年上半期では、これら2地域で中国における総生産の65.1%を占めた。