2013年GaAsバルク基板市場売り上げ縮小

July, 29, 2014, Boston--GaAsデバイス市場は力強い成長ではあったが、GaAsバルク基板メーカーは二年連続して製造、売上とも落ち込んだ。
　最近発表されたストラテジアナリティクス・アドバンストセミコンダクタアプリケーションズ(ASA)スプレッドシートモデルおよび予測と展望レポート、セミ-インシュレーティングGaAsバルク基板市場:2013-2018は、新しいモバイルアーキテクチャ、競合技術、GaAsデバイス成長率の横ばいにより、GaAsバルク基板の有効市場(TAM)はさらに落ち込む、と分析している。
調査レポートの要点
・セミ-インシュレーティングGaAsバルク基板は、2013年に約2％落ち込んだ。数量の落ち込みと価格下落の進行により販売額は8％減。
・その結果、バルク基板需要は、2018年まで、CAGR 1％未満で成長する。価格下落が歴史的レベルに戻ったことで基板製造の伸びは緩慢になり、売上は2018年に1億6000万ドルに落ち込む見込だ。
　ASAサービスディレクタ、Eric Higham氏は、「GaAs基板メーカーにとってはこの先、厳しい時代が続く。CMOS PAsやマルチモード、マルチバンドGaAs PAsは両方とも低成長であり、売上を押し下げる」とコメントしている。