September, 15, 2021, Redwood City--DellOro Groupの調査によると、世界のブロードバンドアクセス装置市場の総収益は、2021年第2四半期に前年同期比7%増、36億ドルに達した。成長はケーブルとPONインフラストラクチャの両方によるものである。
DellOro Group、のブロードバンドとホームネットワーキング担当VP、Jeff Heynenは、「住宅、ビジネスおよびモバイルトランスポートアプリケーション向けファイバ増設に減速の兆しはない」とコメントしている。「サプライチェーンの制約、コスト増にも関わらず、オペレータは,ブロードバンドアクセスネットワーク投資を継続して最優先している」。
調査のハイライト
・ケーブルアクセス集線装置の総収益は、前年比12%増、2億4700万ドル。ノード分割活動が続いており、DOCSISライセンス、新規DAA (Distributed Access Architectures)ノード購入が増加。
・DSLアクセス集線装置の総収益は、前年比51%減。これはポート出荷の世界的減速、ファイバ投資を増やすオペレータが増加したことによるものである。
・PON ONTユニット総出荷は、この3四半期で2度、3500万を超えた。