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商用アプリケーションが後押しする赤外イメージング市場

July, 14, 2014, Lyon--フランスのコンサルティング会社Yole Développementによると、「既存の商用アプリケーションと新しいコンシューマアプリケーションが非冷却赤外イメージング市場の成長を後押しする」。同社は、「アンクールド赤外イメージング技術&市場トレンド」2014版を発表した。
 2012年に大幅に下降した後、非冷却サーマルカメラ市場は、CAGR -5%で、2013年も下降を続けた。「非冷却サーマルカメラ市場は、軍事市場がかつてないほど縮小したことで大きく落ち込み、2013年の売上は-15%となった。この市場は、非冷却赤外では歴史的に最も利益の多い市場である」と同社シニアアナリスト、Yann de Charentenay氏は説明している。
 しかし2013年出荷全体で総売上は、再度急増した(+15%)。これは動的商業市場で販売が+24%成長となったためである。この先数年、サーマルカメラの出荷は、2014-2019年に数量はCAGR +25%と急増を続け、最終的には140万個を超えると同社は予測している。
 出荷を牽引するのは急速に拡大している既存の商業市場。
・サーモグラフィ: この市場は、1000ドル以下の超魅力的な価格のローエンドカメラに牽引される。
・監視: 新たに可視CCTVプレイヤが市場に参入(パナソニック、Mobotix)しており、サーマル技術民主化にも参加する見通し。価格下落が進み(年に-12%)、交通、パーキング、発電所など商用アプリケーションの範囲が拡大する。
・コンシューマアプリケーションは、2013-2014に新たな成長フェーズに入り、この先数年は高い成長が期待できる。特に出荷はCAGR +61%で成長。
(詳細は、www.yole.fr)