August, 6, 2021, Orlando--Luminar Technologies, Inc.は、同社の独占的InGaAsチップ設計パートナー、メーカーでもあるOptoGration Inc.を買収すると発表した。これによりLuminarがOEM顧客とともにIrisを量産する際に専用コアIPとなり、サプライチェーン確保になる。
買収は、Luminarのサプライチェーンの重要部分の確保であり、2017年に買収した既存チップデザイン子会社Black Forest Engineering (BFE)との統合深化を可能にするものである。Luminarは、OptogrationとBFEの最新技術を統合し、Irisの新しい第5世代LiDARチップを強化する。Quanergyは、同社製品と技術の量産準備を進めている。
過去5年、Luminarは、Optogrationと緊密に協力し、1550nm LiDARに必要な特殊InGaAsフォトディテクタ技術を開発、反復してきた。Optogrationは、Luminarの設計で年に約100万のInGaAsチップをマサチューセッツ州Wilmingtonの専用製造工場で製造できる。製造能力は年に1000万個に拡大するチャンスがある。
LuminarのCTO/共同創始者、Jason Eichenholzは、「Optogration買収は、深く、5年にわたる長期技術提携の頂点である。これにより独自のLiDARチップを飛躍的に前進させ、当社の最新Irisセンサの業界トップの性能が強化された。Optogrationチームは、われわれのますます厳しくなる要求を達成する性能と品質を備えたフォトディテクタ供給能力では他に類がない。チップレベルのイノベーションと統合は、われわれのパフォーマンスを解放し、われわれが達成した大幅なコスト削減の決め手であった」。
Luminarは、OptogrationのInGaAsフォトディテクタとBFEが製造するシリコンASICsを統合して、自社のLiDARと処理チップを作製する。これは、この種のもので世界最高感度、最高ダイナミックレンジのInGaAsレシーバである。それは、適切なLiDARデータ生成のために、1秒にギガビットの正確なデータを取得し処理する。第5世代独自のチップは、現在、LuminarのIrisセンサを強化するものであり、Irisは最高に厳しいパフォーマンス、安全性、経済要件を満たす唯一のシステム。これにより、量産車輌で自律運転が可能になる。
Optogration買収は、第3四半期に完了する予定。買収金額は非公表。
(詳細は、https://www.luminartech.com/)