June, 17, 2014, Campbell--Infonetics Researchは、2014年「EthernetとIP MPLS VPNサービス」レポートを発表した。このレポートは、卸売りと小売りEthernetサービス、マネージドおよびアンマネージドL2、L3 IP MPLS VPNサービス市場を分析している。
調査の要点
・世界のEthernetサービスとIP MPLS VPNサービス市場全体は、2013年に626億ドルとなり、前年比12%成長だった。
・成長を維持する原動力は、IP VPNを介してアクセスするクラウドサービス、Ethernetサービス、モバイルバックホールトランスポート・オーバー・Ethernetサービス。
・10GEと100GEで提供されるEthernetサービス売上は、2013-2018年の間に300%成長するとInfonetics Researchは予測している。
・2013年、APACはEthernetサービス売上の最大シェアを獲得し、さらに2018年にかけてAPACの最大シェアは続くと見られている。
主席アナリスト、Michael Howard氏は、「2013年、Ethernetサービスの勢いは続いており、IP MPLS VPNサービスを簡単に上回った。両サービスとも健全な勢いで成長しており、今後も変わらず成長するが、2017年までEthernetサービスの方がIP MPLS VPNの2倍程度のペースで成長する」と分析している。
同氏によると、SDNとNFV技術によりサービスオペレータのネットワーク運用が変わる。「さらに重要なことは、サービス提供の仕方が変わることで。最大の変化は、IP MPLS VPNとEthernetサービスで提供されるセキュリティサービスのタイプに現れる。例えば、ファイアウォール、SSL VPN、侵入検知、パレンタルコントロール。さらに、それらが提供されるペースだ」とコメントしている。