June, 6, 2014, Redwood City--DellOro Groupの調査によると、2014年第1四半期サービスプロバイダコアルータ市場は前年同期比4%増を記録し、4四半期連続で前年比成長となった。この分野は、2014年を通じて成長がさらに急激になると予測している。
上位4ベンダが市場シェア97%
・No.1シスコ:この四半期の市場シェアは前年同期比4%減。売上は伸びたが市場の成長の方がさらに急だったため。
・No.2ジュニパネットワークス::同社の3製品T, PTX, MXでこの四半期の市場シェア25%超を維持。
・No.3フアウエイテクノロジーズ:国内市場、中国で引き続き好調であることから2%成長。
・No.4 アルカテル-ルーセント:この市場セグメントでは相対的に新規参入であるが、前年同期比2%増を記録。
DellOro Groupのシニアアナリスト、Alam Tamboli氏によると、成長を牽引している大きな要素は2つ。まず、2012年の投資が低調だったので、繰延需要による成長。2番目に、大容量の新製品に対する需要。「この市場の主要4ベンダ全てが、10GbEと100GbEポートをもっと活用して、容量を増やした製品を発表している。多くのベンダが、従来のフラッグシップコアルーティング製品から脱して、コアでの新しい使用例に調整した製品を出してきた」と同氏は分析している。