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Basler、2020年上半期の業績好調

August, 31, 2020, Ahrensburg--コロナパンデミックにもかかわらず、Baslerは2020年を好調に滑り出し、1年の健全な基盤を構築した。前年上半期比で、オーダー、販売、利益は大幅に増加した。したがって、同社は、その産業領域では好調な展開となっている。困難なCOVID-19市場環境において、Baslerグループは、広範な地域、多様なターゲット顧客構造、運用プロセスメンテナンスから利益を上げている。

2019年同期比で、販売は9%増、8890万ユーロ(前年、8170万ユーロ)だった。受注は10%増、9230万ユーロ(前年、8420万ユーロ)。販売、特に受注は非常に高水準である。税引き前利益は、560万ユーロのプラス成長で1280万ユーロ(前年、720万ユーロ、+78%)。

しかし、これらの好結果は、現在の世界経済展望を視野に入れる必要がある。コロナパンデミックの影響、第2四半期の受注減が出ているからである。経営陣は、資本財市場と関連のコンピュータビジョン市場は、今後数四半期は引き続き、マイナスの影響が出ると見ている。その影響は、業種市場に大きく依存して変わる。さらにBaslerは、半導体とエレクトロニクスで、マシンビジョンコンポーネントの需要が季節的に低下すると見ている。結果的に、最初の6ヶ月の力強い販売数字は、今年下半期には弱まることが予想される。こうした背景に対してBasler経営陣は、連結販売を15500 – 16500万ユーロの範囲と予想している。

たとえ現在のマクロ経済状況が弱気の期待を正当化するように見えても、Basler経営陣は、今後については、概ね、肯定的な見解をもっている。自動車、従来の工場とは異なる新しいアプリケーションにおける画像処理、インテリジェントな機械と製品とのネットワーキング(Industry 4.0、IoT)など、重要な成長要素が損なわれないで残っているからである。
(詳細は、https://www.baslerweb.com/)