Ibeo Automotive Systems､中国で初のLiDARシリーズサプライヤ

August, 17, 2020, Hamburg--Ibeo Automotive Systems GmbHは､中国最大のSUV､ピックアップトラックメーカー､Great Wall Motor (GWM)への固体LiDARシリーズの世界初のサプライヤとなる｡新開発のibeoNEXT Solid State LiDARは､SUV モデル WEYで使用される｡Ibeoは､センサと制御ユニット製造のためにZF Friedrichshafen AGを作動させた｡GWMは､同社子会社Haomo Technology Co., Ltdに委託して､L3自律運転システムを開発する｡中国は､自動運転で最速成長セグメントである世界最大の自動車市場である｡

2019年基本合意書署名に続いて､Ibeoは､すでにGreat Wall Motorと予備開発に入った｡この公式プロジェクトは､2020年7月13日両社の契約により開始された｡将来的に､Ibeoは､Level 3で半自動運転するためにLevel 3ハイウエイパイロットシステムを供給する｡これは､ハイウエイで､長距離､完全自動運転を可能にする｡同システムは､新しいibeoNEXT Solid State LiDAR､制御ユニット､物体を認識する知覚ソフトウエアで構成されており、他のシステムとの相互作用で、安全運転が可能になる。GWMは､同社の将来の高級Wey SUV連続生産モデルにIbeo技術を利用する｡そのLiDARシステムは､2022年に始まる連続生産に適用される。LiangDao Intelligenceは、フルセットLiDARシステムのテストと評価に責任を負っている。

「Great Wall MotorとのLiDARシリーズ契約は、世界的に過去最大の契約の一つである。Ibeoにとって、この協働は重要な成果である。これによって当社は、LiDAR分野で世界的な技術リーダーシップをさらに拡大していく。生産自動車でLevel 3自動運転を可能にするLiDARセンサを利用するために、当社は、中国における最初のサプライヤとなる。Great Wall Motorとともに、当社は自動運転向けに、われわれのセンサシステムとソリューションをさらに発展させる」とIbeoのCEO、Dr. Ulrich Lagesはコメントしている。

(詳細は、https://www.ibeo-as.com/)