May, 26, 2014, Boulder--ボールエアロスペース&テクノロジーズ(Ball Aerospace & Technologies Corp)は、NASAと契約し、アエロゾル風/雲向けの高スペクトル分解能LIDAR(High-spectral-Resolution-Lidar for Aerosols Winds and Clouds)を作製する。ここでは、風がアエロゾルと水蒸気を運ぶことが空気の品質と雲の形成にどのように影響するかについて研究者の理解促進のために自己共分散ウインドライダ(HAWC-OAWL)を使っている。
既存のOAWL技術はNASAが資金を提供するテスト飛行に成功している。期間3年のHAWC-OAWL 430万ドル契約によりボールエアロスペースは、OAWLがアエロゾル特性と風速および方向プロファイルを同時計測できるようにし、飛行テストも加えて完全システムパフォーマンスを実証する。
「ボールは、2002年からこの種のLIDAR技術を開発しており、それが完成して再び飛行するところを見たいと思っている。この技術は、将来の宇宙ベースのグローバル地球システム研究向けの計測技術を前進させるものとなる」とボールのシビルスペース&技術事業部ジェネラルマネージャ/VP、Jim Oschmann氏はコメントしている。
HAWC-OAWLは、NASAの計測インキュベーションプログラム促進の下で選定された17の技術提案の1つ。このプログラムは地球観察計測を可能にする開発を促進するとともに、リスク、コスト、サイズ、体積、質量および開発時間を削減することを目的としている。
(詳細は、www.ballaerospace.com)