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DCIで利用される光トランスポート装置、1Q20に13%成長

June, 2, 2020, Redwood City--Dell’Oro Groupの調査によると、データセンタ相互接続(DCI)で利用される光トランスポート装置の販売は、1Q 2020に前年同期比で13%増だった。上位3ベンダは、Ciena、Cisco、Infineraであり、合計シェアは70%を超える。これはデータセンタ接続需要増から得た利益である。

「データセンタインタコネクトは、光トランスポート装置で引き続き重要なアプリケーションである、特にこのような時期には」とDell’Oro Group、VP、Jimmy Yuはコメントしている。「マクロ経済状況は、今年は苦境にある、COVID-19拡大を含む対応策のためであるが、当社の予測ではデータセンタ接続性は、引き続き増加する。人々がクラウドベースのサービスにますます依存するようになるからである」とYuは付け加えている。

調査の要点
・DCI向け光装置への投資は、今期のメトロスパンで最高であり、ロングホール(LH)スパンで用いられるDCIの成長を上回っていた。
・DCI装置を調達するほとんどの企業は、利用できる最高の波長速度を使うので、400 Gb/s波長需要が鋭く成長している。
・CiscoとInfineraは、1Q 2020に前年同期比でそれぞれ6~7%ポイント増やした。顧客が600 Gb/sを上回るディスアグリゲートWDMシステムを導入するからである。