May, 22, 2014, Sunnyvale--インフィネラ(Infinera)とオーストラリア-ジャパンケーブル(AJC)は、AJCネットワークのマルチテラビットアップグレードが完了したと発表した。
この最終段階の導入により、ケーブル陸揚げ局に多様なファイバパスを提供するマルチテラビット、大容量リングが完了する。陸揚げ局はオーストラリア、グアム、日本にあり、Infinera DTN-Xパケットオプティカルトランスポートネットワーキングによってインテリジェントトランスポートネットワークが可能になっている。
AJCは、オーストラリア、グアム、日本をつなぐ12,700km海底光ケーブルネットワークで、顧客に接続性と帯域を提供する。AJCを所有するのは、テレストラ、AT&T、NTT、ベライゾン、ソフトバンクを含む世界の大手サービスプロバイダ。
「Infineraのインテリジェントトランスポートネットワークによるアップグレードで、AJC当初の10Gトランスポート装置を退役させ、トラフィックは一段と能力の高いInfinera DTN-Xプラットフォームに移行する」とAJCエンジニアリング長、Philip Murphy氏はコメントしている。
DTN-Xパケットオプティカルネットワーキングプラットフォームを使用するInfineraのインテリジェントトランスポートネットワークは、業界唯一のシングルカード500Gbpsスーパーチャネルソリューションであり、これは同社の500Gbpsフォトニック集積回路(PIC)によって実現されている。インテリジェントトランスポートネットワークは、AJCが容易にテラビット伝送容量に拡張できるように設計されており、将来的には12TbpsノンブロッキングOTNスイッチングがシングルプラットフォームに組み込まれる。