May, 21, 2014, Boston--Infonetics Researchは「光ネットワークハードウエア」(1Q14)速報を発表した(完全版は5月23日発表)。
主席アナリスト、Andrew Schmitt氏は、「2013年100Gの世界的投資は驚異的だった、2013年中のポート総出荷が3倍になった。これにより、100G関連の投資は約20億ドルとなり、全WDM投資の約20%を占める」とコメントしている。
調査結果の要点
・世界の光投資はさらに落ち込んだ、これはレガシーSONET/SDHの衰退が続いているためである。WDMとSONET/SDHを含む光ネットワークハードウエア売上は、1Q14は前年同期比2%減。4四半期ベースでは、光投資全体はほぼ横ばい。
・WDMセグメントは連続7四半期で前年同期比成長を記録し、8%増。
・EMEAが季節的影響で4Q、1Qは落ち込んだが、米国では季節的影響はもはや明らかではない。これは大手キャリアが投資パタンを変え、規模の小さなキャリアがプロジェクト志向になり、購入パタンが暦のスケジュールどおりではなくなったためである。
・1Q14は前年同期比ベースでHuaweiの売上市場シェアが落ち込み、Cienaが26%増、Alcatel-Lucentも8%増となった。
Schmitt氏は、100G市場の主要5ベンダとして、Alcatel-Lucent、Ciena、Cisco、Huawei、Infineraを挙げている。