光コリメータレンズアセンブリ世界市場予測

May, 14, 2014, Aptos--エレクトロニキャスト(ElectroniCast Consultants)は、光通信で使用される商用光コリメーティングレンズアセンブリの世界市場での消費と技術トレンド予測を発表した。
　この市場調査は、シングルレンズアセンブリ、2-12レンズアレイ、12レンズ超のアレイをカバーしている。いずれのレンズアレイカテゴリも年率45％超の力強い成長が予測(2013-2018)されている。シングルレンズ光コリメータアセンブリが、エレクトロニキャストの調査でカバーする光通信アプリケーションにおける世界市場シェアをリードしている。
　「コリメータレンズ(およびレンズアセンブリ)は様々な光製品に使用されている。この市場調査は、特に光通信コンポーネント/デバイスで使用されるマイクロサイズコリメータレンズアセンブリの使用を予測している。光コリメータレンズアセンブリは、光通信コンポーネント業界の成長の重要指標となる」とエレクトロニキャストのコンポーネントグループ、ディレクタ、Stephen Montgomery氏は説明している。
　エレクトロニキャストは、レンズアセンブリをレンズ(1個または多数)として定義しており、これらは光ファイバまたは平面導波路/アレイ基板、他のデバイスに取付/組込となっている。目的は、光通信用の光のコリメート。
　光通信用途の光コリメータレンズアセンブリの世界消費額は、2013年に2億6420万ドルに達した。予測では、2014年には12.9％成長で2億9820万ドルに達する見込だ。アメリカ(40％)とAPAC(42％)地域は、相対消費額市場シェアでほぼ同じレベルにとどまると予測されている。EMEAは、予測期間で最速の年平均成長率が予測されている。エレクトロニキャストの予測データは年毎の消費額であり、累積データではない。
　光コリメータレンズアセンブリは、ファイバや導波路から発散するレーザビーム出力を平行光に変換するために使用される。したがって、コリメータレンズアセンブリは、様々な光通信コンポーネントで使用されている。例えば、変調器、アッテネータ、送信機、ポンプレーザモジュール、スイッチ/光クロスコネクト、波長選択スイッチ、ROADM、アイソレータ、サーキュレータ、ビーム拡張コネクタアセンブリ、光フィルタモジュール、DWDM、チューナブルフィルタ、光センサ、光信号処理、集積/ハイブリッドパッケージモジュールおよびその他のアクティブ/パッシブコンポーネントなど。
(詳細は、www.electronicastcounsultants.com)