September, 24, 2019, San Jose--複数の業界リーダーが、新たなQSFP-DD800マルチソースアグリーメント(MSA)グループを発表した。800Gbps接続をサポートする高速、倍密度クワッドスモールフォームファクタプラガブル(QSFP-DD800)モジュールの開発を促進するためである。MSAグループは、高帯域インタフェースを実現することで増え続ける世界の帯域消費への対処に一役買うことを意図している。
MSA設立メンバーには、Broadcom、Cisco、Finisar、Intel、Juniper Networks、Marvell、Molex and Samtecが含まれる。
新しいQSFP-DD800インタフェースは、QSFP-DDに基づいて拡張する。QSFP-DDは、プラガブルフォームファクタで、最新のEthernetスイッチで広く採用されている8レーン電気インタフェースを持つ。このMSAは、それぞれ100Gbpsで動作するQSFP-DD800の8電気レーンを可能にする。これは、800Gbpsモジュールとコネクタシステムに技術的ソリューションを提供することによるものである。また、MSAは、モジュール、コネクタ、スタックコネクタとBiPass/Flyoverの変形であるハイブリッドコネクタも定義する。これにより、従来のPCBでの信号損失をなくすことができる。MSAグループの主目的は、仕様を定義し、QSFP-DD800の業界普及を促進すること。新しいQSFP-DD800仕様は、QSFP-DD、QSFP28 および QSFP+モジュールとケーブルと後方互換性を目的にしている。高密度100GbE、400GbEインタフェースをサポートする今後の業界要求、25.6THzスケールシステムに対処するためである。
「われわれのMSAプロモーターとの継続的な戦略的提携を通して、われわれは物理仕様を開発していく。これにより、マルチベンダの光トランシーバモジュール、コネクタ、ケージやDACケーブルを確実にロバストなエコシステムとするためである」とMSA設立メンバー、共同チェア、Scott Sommersはコメントしている。
多数のMSAメンバーが、ECOC2019で400Gbps QSFP-DD製品のデモンストレーションを行う。
(詳細は、http://www.qsfp-dd800.com/)