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DISCO、長野事業所・茅野工場 新棟の建設を決定

May, 7, 2019, 東京--半導体製造装置メーカー・株式会社ディスコは、約175億円を投資し、長野事業所・茅野工場(長野県茅野市)に免震構造の新棟を建設することを決定した。

茅野工場新棟 建設の目的
 第5世代通信システム(5G)導入の動きが加速していることなどを背景に、IoT、自動運転、遠隔医療技術の進展など半導体・電子部品市場の拡大が予想されている。これに伴い、DISCOの精密加工装置・精密加工ツールの需要も拡大することが見込まれる。このような市場環境に対し、DISCOは、桑畑工場(広島県呉市)の増築にて対応を進めているが、更なる生産体制の強化が必要と判断。
 また、精密加工装置および精密加工ツールの大半を、現在は広島県の呉工場と桑畑工場にて生産している。両工場とも免震構造を採用し、断水を想定した独自水源の確保に向け工事を進めるなど対策をとっているが、2つの工場間の距離は10km程度であるため、災害が広域に及ぶ場合を想定し、更なるリスク分散を図る必要があった。
これらを背景に、茅野工場新棟の建設を決定した。
(詳細は、https://www.disco.co.jp)