April, 17, 2014, Mountain View--ストラテジズ・アンリミッテド(Strategies Unlimited)は、「LEDの世界市場: 市場の概観と予測2014」年次レポートを発表した。
同レポートによると、2013-2018年にパッケージドLED市場全体で売上の伸びは12.9%、これを支えるのがCAGR 27%で成長する照明用途LED。
同レポートが分析、予測している2018年までのパッケージドLEDの用途は次のようになっている。ディスプレイバックライト、モバイル機器、自動車用、サイネージ、一般照明。また、包括的なサプライヤ分析を行い、日本、韓国、台湾、中国、米国、欧州などの地域的売上配分評価も行っている。
世界のパッケージドLED産業は、2000年の12億ドルから2013年には142億ドルに成長した。2009年には、照明が6億6500万ドル、2013年には一般照明セグメントが44億ドル規模となった。ストラテジズ・アンリミッテドのアナリスト、Katya Evstratyeva氏は、「2013-2018年に照明用途LEDはCAGR 27%で成長すると予測している。この原動力となるのは主に、消費者の信頼感が高まっていること、置き換え販売が継続的に増加していることだ」とコメントしている。
LED分野の上位15社で、世界的売上額の約81%を占め、上位25社では93%を占めている。パッケージドLED業界はますます複雑化しているので、この急激に変化する環境の中で少数のメーカーが独自性を見いだそうと苦闘していることは明らか。結果的に、この先数年で市場の統合が期待できる。