April, 16, 2014, Eugene--ライトカウンティング(LightCounting)は、イントラシステムアプリケーション向け組込光モジュール、CXP、CDFPベースインタコネクト市場予測を発表した。
10年以上前から、光インタコネクト市場は、スーパーコンピュータや巨大コアルータの高速、イントラシステム専用リンクを供給してきた。IBM BlueGene/Qシリーズだけで数十万個の組込光モジュール(EOM)を使っていた。
現在、スーパーコンピュータ市場が一時停止状態にあるため、ビッグデータや他のシステムが追いつき、HPCからの技術を採用しつつある。これによって光インタコネクトに新たな需要源が生まれている。プラガブルトランシーバのように、光インタコネクトもラインレート25Gbpsに移行しつつあり、コンポーネントベンダには新たな製品のチャンスが出てきている。ハイパースケールデータセンタスイッチのフロントパネルポートにEOMが採用されると、さらに光インタコネクトの需要が増える。
しかしインタコネクトはもはや単なるEOMではない。システム装置ベンダは、コアルータやその他のハイパフォーマンスシステムの専用インタコネクト向けにMSAベースの「ファットパイプ」を要求している。これはCXP MSAに新たな関心が集まっていると言うことであり、次の光インタコネクトの波でEOMの中にはCXP AOCやCXPトランシーバに置き換えられるものが出てくる。CXPに続いて最新の広帯域MSA、CDFPは16×25Gインタコネクト。これは将来の400GbEリンクをサポートできるだけでなく、マルチシャーシシステムの専用光インタコネクトファブリックで最初に用いられることになるだろう。
イントラシステム光インタコネクトは2013年に9600万ドルだったが、ライトカウンティングは、光インタコネクト売上の着実な成長を予測しており、2019年には2億6000万ドルを超えると見ている。