November, 5, 2018, London--IHS Markitの調査によると、光市場のイノベーションにおける大きな推進力、データセンターインタコネクト(DCI)が、光ネットワーキング装置の最速成長アプリケーション。光ネットワークアプリケーション調査でサービスプロバイダの86%が、ネットワークでDCIアプリケーションをサポートする計画を持っている。
「DCIは、光ネットワーキングアプリケーションで最もホットなセグメントとして、流星のような成長を謳歌している」とIHS Markitのトランスポートネットワークス、シニア調査ディレクタ、Heidi Adamsはコメントしている。「サービスプロバイダがDCIにますます積極投資をしている。自社のデータセンター間のインタコネクト向け、インターネットコンテンツプロバイダとエンタプライズにDCIサービスを提供するためである。当社の推定では、サービスプロバイダは2018年に全DCI装置投資の約半分を占める」。
光データセンター装置市場は、2018年上半期に販売額14億ドルに達した。前年比19%増である。市場の主要な推進力は、コンパクトなDCIサブセグメントで、同期間に、173%成長だった。
「コンパクトDCI装置は、フォームファクタ、消費電力、運用面からデータセンター環境に適するように設計されている。Google, AWS, Facebook, Microsoft および Appleなどのインターネットコンテンツプロバイダの要求を満たすように最適化されている」とAdamsは言う。
コンパクトDCIサブセグメントの上位3ベンダは、Ciena、Infinera、Cisco、合計で市場の3/4を占める。
ハイライト
・DCIアプリケーション向け装置の選択では、調査回答者の主要な基準はポートあたりのコストである。
・100Gが2018年ラインサイドDCIインタフェースの主流であるが、2021年までには400Gの方が選ばれるので、100Gは下降する。
・IHS Markitの予測では、全DCI市場は、2017-2022にCAGR 15%で成長する。これはWDM市場全体よりも高成長である。