August, 29, 2018, Huntsville--Dyneticsは、主契約者として最終組立と試験を管理し、ロッキードマーチン(Lockheed Martin)は、重要なサブシステムを提供し、武器システムインテグレータとしての役割を果たす。
ダイネティクス(Dynetics)は、パートナーとともに、1000万ドルの契約を獲得し、次期米軍宇宙とミサイル防衛コマンド(SMDC)高エネルギーレーザ戦術戦闘車両デモンストレータ(HEL TVD)プログラム、100kWクラスレーザ兵器システムの開発を継続する。チームは、先頃システム要件審査と技術基準アップデートを完了した。プログラムの次のステップは、2019年1月の暫定設計審査。
「HEL TVDプログラムは、戦闘部隊の要であり、同時に我が国を防衛する。DyneticsとLockheed Martinおよびわれわれのパートナーは、乗員がこの先何年も、様々な地域で運用することができる、安全で簡素な高エネルギーレーザ兵器システム提供を楽しみにしている」とDyneticsの契約担当、VP、Ronnie Chronisterは話している。「われわれは、必要なことを正確に認識し理解している専門技術と知識をもつ一流チームを集めた。われわれのソリューションが簡素であり、米軍が選好するするシステムであると考えている」。
レーザ兵器は、一発あたりのコストが安価で無限弾倉であることから、大量のローコスト脅威への対処に適している。チームDynetics HEL TVDシステムは、予期されるラギッド操作条件に耐える高信頼のサブシステムを搭載している。
Dyneticsは主契約者であり、同システムの最終アセンブリと試験に責任を持つ。また、システムエンジニアリング、製造、試験およびFamily of Medium Tactical Vehicles (FMTV)統合のための車輌の改良経験を利用する。
ロッキードマーチンは、レーザサブシステム、他の重要サブシステムを提供する。ファイバレーザサブシステムと統合したスペクトルビームは、ロッキードマーチンの地上車輌(Army’s Robust Electric Laser Initiative (RELI)プログラムの一環)組み込みから得られた経験を活用している。
「敵対的な無人航空機(UAS)やロケット、迫撃砲などの増加により配備米軍への脅威が増加している。レーザ兵器では、無限弾倉、一発あたりがローコストとなり、既存運動エネルギー武器の補完として、集中的な(AS群やRAM襲撃への対処に最適である。米軍のHEL TVDプログラムは、この潜在力を実現する重要ステップである、2022年試験予定の可動100kWクラスレーザ兵器システムが米軍FMTVトラックに完全統合される」とロッキードマーチンのIain McKinnieは説明している。
(詳細は、www.dynetics.com)