光トランスポート装置市場､2022年に160億ドル

August, 2, 2018, Redwood City--DellOro Groupの調査によると､光トランスポート装置市場は2022年までには160億ドルに達する見込である｡WDMシステムが､光トランスポート販売の95%を占めると予測されている｡
DellOro GroupのVP､Jimmy Yuは､光装置需要は伸び続けると見ており､｢レガシー光トランスポート装置からのシフトが引き続き売上に重荷になっているが､サービスプロバイダーがファイバの範囲を拡大し続けており､インターネットコンテンツプロバイダーは､世界のデータセンター間で光トランスポート容量を増やそうとしているため､WDMシステムの利用は伸びると予測している｣とコメントしている｡

5年予測の要点
･次の5年で光装置への累積支出は､750億ドルに達する見込である｡
･サービスプロバイダーが高速モバイル(5G)と固定(G.fast､10G PON､DOCSIS3.1)ブロードバンド速度を計画しており､ファイバをエンドユーザ宅近くに延ばそうとしているので､WDMシステム需要は､メトロアクセスおよびアグリゲーションで最も増える｡
･データセンターインタコネクト(DCI)は､2022年までにWDMシステムの18%を占めると予測されている｡