June, 13, 2018, NY--コーニング(Corning Incorporated)は、すでに発表ずみの3M Companyからの通信市場部門(CMD)の実質上全ての買収を概ね完了したと発表した。コーニングは、通例の手続完了条件と規制承認にしたがい、2018年後半に残りの通信システム統合サービス事業の売却完了を見込んでいる。
今回の買収は、コーニング光通信の市場範囲拡大とグローバル顧客へのアクセスを広げることになる。特に、ヨーロッパ、中東、アジア、中南米地域、室内ネットワーク市場セグメントの重要な成長分野の顧客へのアクセスを拡大する。この買収は、コーニングが既存顧客に提供できる光ソリューションをCMDの高帯域ポートフォリオを通じて拡大する。
コーニングは、同事業は約4億ドルの販売に寄与し、2019年始まりで年間$0.07~$0.09の1株あたりの利益(ESP)を生み出すと見ている。さらに、買収は2億ドルの販売増をもたらすが、一時的統合コストはニュートラルESPと見ている。
コーニング光通信、上級VP、Clark S. Kinlinは、「光通信で当社がリーダーシップの座を拡大し続けているので、当社の人員、ポートフォリオ、共同イノベーションエンジンを統合した力が、世界が接続する方法を変える当社の力を強化する。世界中の当社の顧客は、前進するために必要なものを当社が供給することを期待している」とコメントしている。
この事業の買収は、コーニングの戦略と資本配分フレームワークと一致するものである。同戦略は、買収に約10億ドル~30億ドルの投資を含む。この買収は、2020年までにコーニング光通信収益50億ドルの目標に貢献すると考えられる。
(詳細は、www.corning.com)