KaiamとBroadex､提携して中国で光モジュールを製造

May, 21, 2018, Newark--光トランシーバメーカーKaiamと光モジュールのサプライヤー､Broadexは､提携してハイエンドトランシーバを製造し中国市場に供給すると発表した｡
　両社は､KaiamのLightScale2プラットフォームベースQSFP28 100G-CWDM4トランシーバ量産で提携強化の覚書(MOU)に署名した｡LightScale2アーキテクチュアは､コストと性能で基本的な優位性を持ち､量産アプリケーションに最適である｡この契約により､Broadexは､中国で製造して､現地生産を必要とする中国顧客に直接対応していく｡これは､KaiamのUKにおける内製を補完し､大規模なデータセンター市場に対処する製造能力を増強することになる｡
　Kaiamのグローバル販売&マーケティング担当VP､Jeremy Dietzは､｢Kaiamは､Broadexの価値あるパートナーととも中国市場で積極的に展開していく｣と語っている｡
　Kaiamの製造GM/VP､Dietmar Zapfは､｢当社のLightScale2技術をベースにした100Gトランシーバには非常に強い需要を見込んでいる｡UK工場､Livingstonですでに稼働している製造ラインに加えて､これらの製品の製造能力をさらに拡大する必要がある｡BroadexとのMOUにより､同社の製造技術やインフラストラクチャを利用し､今後3~6ヶ月で高い需要に見合うように当社の製造能力を拡大することができる｣と話している｡
　MOUは､相互技術協力､スケジュール上の生産手配､コストロードマップ､現地調達､中国市場開発の詳細を含んでいる｡
(詳細は､www.kaiam.com)