March, 28, 2014, Boston--インフォネティクス・リサーチ社は、「光ネットワークハードウエアベンダスコアカード」を発表した。これには、光トランスポート装置、上位10社の評価、分析、順位が掲載されており、Alcatel-Lucent、Ciena、Cisco、Coriant、ECI Telecom、富士通、Huawei、Infinera、NEC、ZTEについて触れている。
【光ネットワークハードウエアベンダ採点表の要点】
・技術革新、信頼性、サービスとサポートで非常に高い評価を受けたInfineraが、光トランスポート装置で最高の総合評価を受けた。
・わずかな差で富士通がInfineraに続いており、これは同社が全般的に堅実な得点をかせぎ、2013年の売上の伸びが力強かったこと、北米Tier1サービスプロバイダ向けにパケットオプティカルの販売が堅調だったことを反映している。
・CiscoがNo.3にランク。同社は全ての基準で一貫して上位にランクされている。
・ほとんどの人が光ネットワーキング界のリーダーと見ているのはCienaで、同社は光ベンダ採点表でNo.4だった。市場シェアや勢いなどのカテゴリでは相対的に高いスコアであったが、低い財務安定性によって相殺されている。
・光ハードウエア界の最大のサプライヤ、HuaweiはNo.5。市場シェアでは完璧なスコアを獲得しているが、市場シェアの勢いがない。
この採点表は、サービスプロバイダからのフィードバック、市場シェアデータ、公表されている財務データなど実際のデータと基準を用いてベンダを評価している。このアプローチは主観的な採点を排し、ベンダが正確かつ公平に評価されることを保証している。このレポートの回答は次のような質問に対するものとなる:全般的に見て誰がトップスコアベンダか。基準(市場シェア、R&D投資、サービスとサポート、など)にしたがうと誰がトップベンダか。個々のベンダの強みと弱みは何か。
同社の主席アナリスト、Andrew Schmitt氏は、「他のアナリストのランキングアプローチと異なり、当社のスコアカードは主観性を除去し、サービスプロバイダや市場の意見を最高度に反映する、完全に定量的なアプローチを取っている」とコメントしている。
「結果を見ると、ベンダの差は財務安定性、市場シェアの変化だ。ベンダによってはOTNやコヒレントネットワーキングへのシフトを生かした結果と言える。サービスプロバイダからのフィードバックも重要な差になる、特にCiena、富士通、Infineraはプラス評価を受けている」。
(詳細は、 www.infonetics.com)