January, 22, 2018, Sunnyvale--QuanergyとCiscoは、CiscoのConnected Roadway取り組みを推進するSmart Cityコラボレーションを発表した。
Quanergyは、固体LiDARセンサとスマートセンシングソリューションの大手プロバイダ。同社の世界第一級のLiDARセンサとQortex知覚ソフトウエアがCiscoの先進的ネットワーキング機能に統合され、スマートトランスポーテーション向けのIoTソリューションを実現する。
Cisco KineticによるCiscoのSmart City Connected Roadwayソリューションは、人々、プロセス、データおよび接続デバイスをリンクしてインテリジェントネットワークを形成する。これにより都市は、データ分析を使って新たな洞察力を利用し、詳細な情報を得た上での決断ができるようになる。通りやハイウエイは、ドライバーや歩行者にとって、より安全に、一段と効率的になる。QuanergyのLiDARセンサとソフトウエアは、Cisco Kineticプラットフォームに統合される。両者が一体となって働くことでQuanergyとCiscoはインテリジェント輸送システムを促進する。同システムは、都市がドライバーや歩行者の安全、交通の流れをどのように改善できるかを観察する。
QuanergyとCiscoは、歩行者の安全に注力しているラスベガスでコネクティッド道路エクスペリアンスソリューションを実施した。
歩行者の安全の他に、QuanergyとCiscoは、車輌の集計、車輌の列の長さ検出、道路作業者の安全を含め、全国的に多くの概念実証導入を発展段階で行っている。
LiDARは、レーザを使って物体のサイズや位置を検出し、物理的な世界の詳細な3Dマップを作成する。これは一秒に何度も更新される。Quanergyは、LiDARセンサハードウエアと知覚ソフトウエアの両方を提供している唯一のLiDARメーカー。この組合せにより、機器はその周囲をセンシングし把握する。つまり、物体を検出して分類するだけでなく、このデータをQortexで分析する。Qortexは同社が最近発表した知覚ソフトウエアで、これによりリアルタイムで十分に情報を得て判断することができる。
「Cisco Connected Roadwayの目標は、技術とエッジコンピューティングの力を利用して、データ解析の高速化、車輌、ドライバー、照明、コネクティッドサイネージ間の伝達を促進し、歩行者、ドライバー、道路作業者の安全確保に寄与することである」とCiscoのアメリカシニアVP、Alison Gleesonはコメントしている。「QuanergyのLiDARセンサとソフトウエアにより、前例のないレベルの道路認識が得られ、プロジェクト前進にとって貴重な資産となる」。
QuanergyのCEO,Dr. Louay Eldadaは、「Ciscoは、モビリティの次の進化に向けてわれわれの都市と道路の準備を見据えている。QuanergyのLiDARとCisco Connected Roadwayソリューションとの統合は、遅れた輸送システムをアップデートし、よりインテリジェントにする上で重要なステップである」と話している。
(詳細は、www.cisco.com)