October, 18, 2017, 東京--日本HPは、3D造形サービスビューロ国内大手、株式会社DMM.comが、HPの3Dプリンティングシステム「HP Jet Fusion 3Dプリンティングソリューション」の採用を決定したと発表した。
「HP Jet Fusion 3Dプリンティングソリューション」は、既存の3Dプリンティングによる造形方式と比較して、最大10倍の造形スピードと半分のコストで高い品質のパーツを生産することが可能なため、設計から試作、製造までのものづくりに変革を起こすものである。今回採用が決まった「HP Jet Fusion 3D 4200 プリンティングソリューション」は、プロトタイプ試作に加え、小ロットの最終製品の製造に対応できるよう設計されている。すでに、「HP Jet Fusion 3Dプリンティングソリューション」の オリジナルプラスチックパーツの約50%は、「HP Jet Fusion 3Dプリンティングソリューション」で作っている。
3D造形サービスビューロの国内大手、DMM.comは、運営するものづくりのプラットフォーム「DMM.make」の3D出力ソリューションとして、「HP Jet Fusion 3Dプリンティングソリューション」を採用し、10月中の稼働開始を予定している。DMM.makeは、「ものづくりの裏側・情報・ノウハウ・考え」をシェアするWebメディアの機能と、3Dプリンタをはじめとしたツールを使ってものづくりができるWebサービスを兼ね備えた、ものづくりのためのプラットフォーム。
既存の3Dプリンティングによる造形方法と比較し、圧倒的な造形スピードと材料の再利用率の高さが評価され、今回の導入決定に至った。