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JabilとeyeSight Technologies、提携して次世代車載センサ開発

August, 23, 2017, Petersburg--JabilとeyeSight Technologiesは、提携して、最先端のドライバーモニタリングとジェスチャコントロールを提供する次世代車載センシング技術を開発する。
 提携では、Jabilの自動車グレードオプティクス機能とeyeSightのコンピュータビジョンおよびディープラーニングソフトウエアを統合する。両社ともドライバーの活動と知覚の存在を評価し、ヒューマン・マシーンインタフェース(HMI)を改善するシステムを開発している。
 「JabilとeyeSight Technologiesとの提携は、ドライバーの注意散漫に関連する事故を減らすために取り組んでいる自動車メーカーをサポートする。われわれが開発しているシステムの精度、インテリジェンス、効率により自動車メーカーは、全てのタイプの車両に車載センシングシステムを実装することができるようになる」とJabil Automotive GroupのシニアVP、Lisa Bahashはコメントしている。
 「長年eyeSightは、コンピュータビジョンとマシンラーニングソリューションを実行してきた、ソリューションはすでに世界中で数百万の機器に導入されている。最近では、eyeSightは、車載の自動車市場に非常に焦点を合わせており、Jabilとの提携は共同ソリューションを拡大し、ドライバモニタリングや個人化など、目に見える利益を提供することでドライバーのエクスペリアンスを改善することになる」とeyeSightのCEO、Gideon Shuelはコメントしている。
 ハードウエアとソフトウエアの統合システムは、サブピクセル精度で動作し、ドライバーモニタリングの分解能向上を可能にする。カメラモジュールの精度は、インテリジェントソフトウエアと相俟って、システムの小型化を可能にし、その結果、重量と設置面積の縮小となる。既存のコックピットエレクトロニクスに組込み可能なスケーラブルなシステムは、飛行時間(TOF)と赤外機能を利用して、以下の点を可能にしている。
・ドライバ特定: 顔認識、性別と年齢
・ドライバの注意力: 頭部の姿勢、姿勢、まぶた追跡と雰囲気
・ドライバの注意散漫: 虹彩追跡、凝視トラッキング
・ジェスチャコントロール: ナビゲーション、インフォテインメント、HVACなどのタッチフリー制御