July, 20, 2017, Singapore--シンガポールの南洋理工大学(NTU)とタイのPTT Global Chemical(PTTGC)は、提携して次世代自動車産業向けに先進的な3Dプリンティング材料を開発する。
PTTGCは、タイ最大の石油化学/精錬会社。
NTUとPTTGCの狙いは、自動車のコンポーネントを3Dプリントするために使用する新材料の開発。新材料開発の目的は、燃料効率改善、CO2排出削減、地球にやさしい成長を助長すること。
両者は、タイのバンコックで覚書(ḾoU)に調印した。
NTUは、近年3Dプリンティングの専門技術を強化してきた。航空宇宙や防衛などの重要分野で画期的な技術を開発することを目的に業界リーダーと提携している。これらの分野で、NTUは航空宇宙向けのコンポーネントをより高信頼に3Dプリントする方法を見出し、エレクトロニクス内蔵の軽量UAVsを開発しようとしている。
ヘルスケアでは同大学は、人体組織や医療インプラントを3Dプリントする新しい方法を開発している。海洋開発産業では、船や艤装のコンポーネント修理を容易かつ安価にする3Dプリンティングソリューションの開発を狙っている。NTUは、建設分野における生産性の向上にも目を向けている。このような分野では、ビルのための特集コンクリート構造を3Dプリントする新しい方法を必要としている。
(詳細は、www.ntu.edu.sg)