March, 29, 2017, Newark--Kaiam Corporationは、UK、Newton AycliffeのCompound Photonics(CP)の製造工場を買収する意向を発表した。この買収には、工場をさらに発展させるためのCPによるKaiamへの投資も含まれる。
この大きな製造スペースはKaiamのデータコムトランシーバ製造能力拡大を可能にする。また、pHEMTs、HBTs、フォトディテクタ、レーザを含むIII-Vデバイスプロセス用の広いクリーンルームも含まれている。工場は、元はDRAMs用のシリコンファブとして建設されたものだが、相次ぐ買収によってIII-V材料に変換され、現在ではIII-Vデバイス向け3インチと6インチラインの両方を持つ。この工場を獲得することでKaiamの垂直統合計画が進捗する。Kaiamは、2013年にジェムファイア(Gemfire)、戦略的PLCサプライヤを買収し、ジェムファイアのUKリビングストン工場で現在、集積光コンポーネント向けに8インチのシリカ-オン-シリコン(silica-on-silicon)ラインを稼動させている。また、同工場では40Gb/sと100Gb/s光パッケージングラインが稼働しており、需要増によりフル稼働に近い。Newton Aycliffeの新工場、フル稼働ウエファ工場により、Kaiamはsilica-on-siliconとトランシーバ製造を拡大することができ、先進的トランシーバに向けた集積InPフォトニック集積回路(PICs)への長期ロードマップが描ける。
KaiamのCEO、Bardia Pezeshki氏は、「この買収は短期的な製造拡大にとどまらず、低コストで先進的な集積InP PICsへのアクセスを可能にする。これは当社が長期的に必要としているものである」とコメントしている。
(詳細は、www.kaiam.com)