February, 17, 2017, San Francisco--ファーストセンサ(First Sensor)とベロダイン(Velodyne LiDAR Inc)は、2005年から始まったアバランシュフォトダイオード(APD)に関する提携を拡大すると発表した。
この戦略的な供給提携は、今後3年で数100万個となる。Velodyne LiDARは、LiDARスキャナの全製品でファーストセンサのAPDを使用する。レーダやカメラシステムとともに、LiDARは自動運転にとって根本的に重要である。この分野では、Velodyne LiDARは、自動運転革命領域の多くのOEMsや技術企業へのサプライヤとなっている。また、特にこの用途でファーストセンサの技術のパフォーマンスが評価されている。
「業界ではファーストセンサは、長期にわたり高評価APDsのサプライヤである。スペクトルの利用領域が広く、測長から機械の安全性までをカバーする。自動運転用のLiDARスキャナにこのような製品を使うことで、この製品の膨大な潜在成長が見込める新規市場に徐々に入り込みつつある」とファーストセンサCEO、Dr. Dirk Rothweilerはコメントしている。
これは、2009年にエンド顧客クライスラー(Chrysler)向け連続生産に入ったAPDアレイで始まった。米国に加えて、この技術はヨーロッパやアジアでも同じように利用されている。「当社の開発プロジェクトの多くは昨年末までにはプロトタイプフェーズに達していた。今後、それらからさらなるビジネスが生まれると確信している」とファーストセンサのCFO、Dr. Mathias Gollwitzerは話している。