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赤外ディテクタ世界市場は2022年に4億6600万ドル

December, 13, 2016, Portland--アライドマーケットリサーチ(Allied Market Research)が発表した赤外ディテクタ市場レポートによると、世界市場は2016-2022年の期間にCAGR 9.7%で成長し、2022年に4億6600万ドルに達すると予測されている。
 2014年、北米が市場で優位を占め、市場全体の販売額の33%を超えるシェアだった。これにAPACが続いている。米国およびAPACにおける主要市場プレイヤの存在、急速な産業化が、主に製造分野でより優れたセキュリティとモニタリングシステムに対する需要を生み出している。また、住宅や家電分野で赤外(IR)ディテクタのアプリケーションが増えている。航空宇宙や防衛分野における政府の活動が増加している。これらがIRディテクタ市場の成長を促進してきた。しかし、高コストと過酷環境における限られた精度が市場成長の制限要因になる。
 フォトIRディテクタが、2014年のIRディテクタ市場全体の約61%を占めた。より高精度で高速応答のフォトIRディテクタがこのセグメントをリードし、IRディテクタ市場で優勢を占めた。しかし、熱赤外ディテクタセグメントが予測期間にCAGR 11.6%で成長し、大きく伸びるとと見られている。これは、多くの有名企業が最新技術の製品を発表しているので、ローコストとあまり保守がかからないことによるものである。さらに、北米はフォトIRディテクタセグメントで大きく貢献してきた。
 北米は、2014年に最大販売額シェアに貢献。APACは、予測期間に最高CAGRで成長すると見られている。

調査の要点
・フォトIRディテクタタイプが、2014年のIRディテクタ市場全体を牽引し、予測期間ではCAGR 8.5%で成長すると見られている。
・長波IR(LWIR)セグメントは急激に伸びると予測されている。
・北米は世界のIRディテクタ市場をリードしたが、2022年にはAPACがリードすると見られている。
・中国はAPACのIRディテクタ市場全体をリードし、この地域で中国のシェアは約1/3だった。
(詳細は、www.alliedmarketresearch.com)