October, 31, 2016, Eugene--ライトカウンティング(LightCounting)によると、2016年のオプティクス需要は過去最高となる。2016年の市場で増加しているのは100G DWDMと100GbE製品、これは2017年も継続すると見られている。
しかし光コンポーネントとモジュールの市場を広範に分析すると、問題が見えてくる、とライトカウンティングは指摘している。DWDMとEthernetオプティクスは別にして、全ての他の市場セグメントは、2016年は横ばいか、下降となりそうである。これには、SONET/SDH、ファイバチャネル(FC)、FTTx、ワイヤレスフロントホールと光インタコネクト(AOC、EOM)が含まれる。
光コンポーネントとモジュールの市場全体は2016年は17%成長の見込みであるが、これはDWDMとEthernet製品の販売が30%を超えて成長するためである。中国における100G DWDMネットワーク、クラウドベースカンパニーのメガデータセンターにおける40GbE/100GbEの大規模導入が、今年以降の市場成長の主要原動力となる。
光通信で用いられる光コンポーネントとモジュールの市場全体は、2017-2021にCAGR 10%で成長する見込み。クラウドデータセンター市場向けのオプティクスの販売は、年平均20%の成長で、2017-2021年の期間に急激な成長が続く。
世界市場への中国の貢献強化は、2011-2015年のFTTxとワイヤレスフロントホールオプティクスであったが、2016年に状況は変わった。今年の需要は100G DWDMと100GbEオプティクスが世界市場における中国のシェアを伸ばした。ライトカウンティングの見方では、このトレンドは2017-2021年も続く。